何かと最近、騒がれている、松川るいさんですが、私(小さい頃の夢は、小動物、昆虫などを眺めるのを主にした専業主夫。ダメだったら、江戸時代の若隠居だった。)的には、とんでもない思想をお持ちです。最近、ようやく、定年ちょっと前退職して、だけど、周りの同世代は、大抵、働いている。これは、大なり小なり、幾分、肩身が狭いような感じがする。そういう身としては、これは、一体、何なんだ! です。想像してみて下さい。結婚するのが、当たり前。子供作るのが当たり前。の、圧と同じような、つまり、子供が3歳になったら、働くのが当たり前の世界。70歳まで働く、あるいは、死ぬまで働くのが当たり前。と同じような圧が作り出されようとしている。
一体、誰の為? その前の段階の女性労働(男女雇用機会均等法)を前提にすれば、とても良いご意見に聴こえるのですが、一応、子供と遊ぶのも前提としていた専業主夫が夢だった私としては、とても、遺憾な心情です。
勿論、私が、子供の面倒を楽しめたのかどうかは、経験が無いので確信は持てないのですが、子供は何より最高(可愛い)とおっしゃる人たちは数多くいらっしゃる。でも、この方(松川るい)は、その方向の人では確実に無い。そういう方向も全否定するわけではないのですが、半分とか、4分の1くらいの勢力でいいかなあ。
でも、多分、この方向で、行っちゃうんだろうなあ。これから、益々、実質賃金は下がり、3歳どころか、1歳とか、0歳時でも、「あそこの奥さんは、もう働いてる。」的圧力は増大するわけで、そしたら、ある種、子育てで、一番美味しい部分も、賃金労働に奪われる。だったら、もういっそ、子供そのものが要らない。に、なってしまうような気もして、これが少子化対策にもなる??? 産んで、働け! 産む方は、もうかなり圧は減ったけれど、子を産まないのは国民にあらず。みたいに、働かざるは国民にあらず。の、シュプレヒコールが遠くに聞こえて来そう。
あー、ヤダヤダ。
ろくな晩じゃねぇや。寝ちまえ。寝ちまえ。寝て起きりゃ別の日だ。(杉浦日向子)