江端智一さんのコラム |
思えば、以前、プログを始めた頃だったので、だいぶ以前のことになりますが、簡単に云ってしまえば、子育ての共有化みたいなことを書いて、大荒れさせてしまったことがあるのですが、この方の場合、更に前衛的?で、育児どころか、出産まで外部委託。テーマの入り口が、少子化問題、高齢化問題から始まっているので私的には当然の結論なのだと思うのですが、極端だと思われる方も少なくないとは思います。でも、今は、価値観が加速度的に変化している時代なので、案外と、あっという間にこういうことが常識?になってくるのかもしれません。「江端智一 コラム」等で検索すると、簡単に読むことができると思うので、興味のある方はどうぞ。
価値観の変化の速さと云うのは、たとえば、自宅葬から、葬祭場での葬儀へのシフトの速さ、自宅介護から、介護施設介護への移行の速さ、託児所等に預ける年齢の低年齢化の速さ、・・・ 価値観は想像以上に急速に変化しています。今後、おそらく、意外にも、このような価値観の変化のスピードは都市部より地方の方が更にハイスピード化するような気がします。なので、なんだか、明治維新の時のように、中央からでは無く、切羽詰った地方から、革新の波は押し寄せる。みたいな、・・・ そんな気配は、あるのかなあ?
ふと思い立ち、わが市の人口推移を調べてみたら、この10年間で5千人弱の人口減で4万弱。このペースで進まない根拠の方が何処にも無いので、20年後は3万人を切る可能性濃厚。しかも、現時点で65歳以上の比率は35% ・・・ 10年後、20年後は、・・・ 町を離れていた数多くの団塊の世代の人たちが、舞い戻るという話もほぼ聞かない。仮にそんなことがあったとしても、その比率を持ち上げるだけのことで、そんな状態で、公共的にも、民間的にもインフラやサービスが維持できるのでしょうか。無理じゃないか。そういう状況だと、目敏い富裕層はおそらく町を離れ、更に状況は悪化。こんな想像は、悲観的過ぎるでしょうか。・・・