算数チャチャチャ |
リバイバルヒットするかもしれないので、いち早く、UPしてみました。
文脈?から、へぇー、これが、三角関数! と、初めて見たことのように、誤解されるかもしれませんから、一応、解説しておくと、一問目は、中学で習った(はず)の平方根で、2問目は、高校で登場した(はず)の三角関数の基礎、三角比。最後が、三角関数の、多くの人がふるい落とされたであろう。数学好きな人間には、ちょっと面白い問題となる(らしいです)。
私的に云うと、自分で云うので、眉唾ですが、中学の頃は、「数学の神」と、呼ばれており、当然、問題を解くことが楽しい。勉強という感覚など一切なく、楽しいクイズという感覚だったと思います。なので、高校の数学の時間も楽しい遊びの時間になる予定だったのですが、数学好きの友人曰く、「公式は道具なんだから、とにかく、使いまくって、使い方を覚えればいいんだよ。そうすれば、面白くなるんだけどなあ。」 ・・・ ここら辺りの感覚が、全く、理解出来なかった。当然、楽園の一時から、苦痛の、そして、読書の時間に変わりました。
時は、そんな時代、まだ、女子は嗜み深かった時代なので、N君、こんなのも分からないの。みたいなことを云われたことは無かったのですが、女子と云うより、女史と呼んだ方が良いような、数学的に優秀な方はいっぱいいらっしゃいました。デキる方というのは、理解力もあれば、想像力もあり、宿題を
ここが、「重要だからね。ピシッと線引いといてね。」くらいに、重要なところです。理解力と、想像力。あるいは、共感力と云っても良いかもしれません。そして、そういうのが欠落しているのが、伊藤知事の残念なところであり、不思議なところです。ラサールから、東大へ、何を学んでいらっしゃったのか? 狭い。男子校がいけなかったのでしょうか? 周りには、自分より、もっと優秀な女の人がより数多くいた、素晴らしい環境だったはずなのに、何を、見ていらしたのでしょう。なんだか、妙に、操り人形ぽい感じもするんですよねぇ。勉強して、政治家になって、何をしたかったんだろう。そんな風に考えると、なんだか、ちょっと可哀想な気もしてきました。
話は変わるようで、変わりませんが、果たして、女性は数学的に男性より劣るのか。あるいは、向いていないのか。という研究は様々にされているようなのですが、残念ながら、答えはまだ出ていないようです。(繰り返しますが、出ていないのです。) ただ、男女差はなく、環境が大きく左右させている。そういう見方が大勢を占めているようです。これは恐ろしいことで、女に数学(勉強)は要らない。こういう風潮こそ、環境そのものでしょう。県のトップがあんな感じなので、指摘されているように、そういう地域なのではないかというのも、その通りだと思うのですが、教育委員会の席で、こういう発言が出され、一体、教育委員会は、何をしてたの? と、いうか、十分に糾弾して良いと思うのですが、ほんとに、一体、何をしてたの? 声ひとつ上げてない。遺憾くらい、云えよ。と、云いたい。おそらく、同じなのでしょうね。いつかは変わるでしょうが、時間はかかる。不幸なことです。
話はまた戻りますが、急激に、数学が面白くなくなったのは、何故だろうと、考えてみたりもしたのですが、私の頭脳の問題だと薄々は気づいているのですが、そこを前提にしてしまうと、ある種、伊藤さんと同じことになってしまうので、一歩、間違えば、好きなままだった可能性。つまりは、急に好きになる可能性もあったかどうかを考えてみましょう。これは、どちらかというと、上位にある人間が考えないといけないことだと思うのですが、上記のように、考えるべき人たちが何も考えて下さらないので、・・・
小学生の頃、料理書を読むのが好きで、女性雑誌も大好きで、家庭科の実習は、花の舞台。それが、中学になって、いきなり家庭科が無くなり(そんな時代もあったのです。)大憤慨していたような人間だったので、どちらかというと、基本、女性的な傾向があったのかもしれません。そして、そういうタイプは決して少なくもないと思うのですが、とある女性数学者が、「私は、高校時代、数学が嫌いになりました。」 みたいな発言をされていました。「今、考えてみると、高校時代に教わった数学は余りに抽象化されていて、どこか違和感があり、女性だった私には面白さを感じられなかったのかもしれません。」 だから、どうだと、私に聞いたりしないで下さい。でも、この違和感に、もしかしたら、ヒントがあるのかもしれません。そんなところを考えて欲しいなあ。人生、本当にちょっとしたところで変わるものじゃないですか。
最後に、最近の若い男の子たちって、あまり料理を厭わないように思います。あれって、家庭科が復活したせいかもしれませんよね。戦中のうちの親父時代もできるようです。ダメダメなのは、戦後すぐあたりの世代ですね。また、最近の若者のクルマ離れの原因は、逆に、技術で、エンジンとかに触れてないのも一因ではないかという意見もあります。教育の影響って予想以上に大きいのかもしれません。本当に、どんなことが影響してるか、どこに面白いものって転がっているか分かりません。ただ、それを面白いって云ってる人間がいる以上、想像を超えて、それは楽しい世界なのかもしれないので、取り敢えず、興味を持って接するというのは必要だと思います。ああ、あそこで身を引いたのは、ちょっと失敗だったかなあ。というのは良くある不幸です。環境なんかに負けないで頑張りましょう。
注) リズムと、メロディを聴いてる分には、身体への影響は認められませんが、じっと、数式を眺めたりする以上の行為をされた場合、偏頭痛を発症してしまう場合があることが報告されています。御注意下さい。