2017年 04月 02日
AX-V8000 |
実は、最近、他人様をオーディオの泥沼に引きずり込もうと、色々と検索していたら、どうしても、一度、聴いてみたかった、ビクターのAX-V8000をヤフオクに発見。思わず落札してしまいました。(泥沼に更にはまっているのは、私。)
AX-V8000は、AVアンプなのですが、ネットのオーディオ界では有名なわらしべ聴者さんが、最終的に残した、プリアンプのひとつ。「外観には似合わず、意外と低音にゴリゴリ感があり、また中高音に弾ける明るさもありパワー感がある!」 このような評価を受けています。
早速、聴いてみたわけですが、確かに、尋常じゃない押し出し感があります。解像度も高い。それを、荒々しくぶつけてくるようなアンプ。パッシブプリみたいな感じ? 若干、このアンプのそもそもの性質なのか、この個体のものなのかは分かりませんが、付帯音が気になるのですが、それがあっても、ちょっと良いかも。私のお気に入りのフィリップスのAV1001と比較すると、ボーカルのリアリティで少々及ばないのですが、他は、音質的には勝っていると思います。まだ試してはいないのですが、本来のAV使用なら、このパワー感、音の強さ、塊り感。更に良いのではないでしょうか。アナログ7.1ch出力付きのBDプレイヤーを繋いでみたい。
外観はちょっと淋しいくらいのシンプルなデザインで、フロントだけ見ると、割と小型のAVアンプに見えますが、手持ちの、TA-DA7000ESより更に重い27kg。堪えます。
実は、もう一台試してみたかったアンプがあって、パイオニアの、VSA-AX10Ai(34kg)。どちらにするか、とても迷っていたのですが、その点だけでも、こっちにして良かったのかもしれません。
追記 一日経って、アンプが少しこなれてきたのか、昨日、非常に気になっていた付帯音(妙に音を強調しているような感じの歪み?)が幾分和らぎ、あるいは、耳が慣れてきたのか? いつものAV1001に戻すと、少し物足りない感じさえ、特に、静かなソフトだと、抑えた音にも張りがあり、甲乙つけがたくなってきました。もうしばらく、聴き比べてみたいと思います。
by naraonara
| 2017-04-02 14:28
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